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Q1. 津波はどのようにして起こるのですか?



  A1.海底下で大きな地震が発生すると、断層運動により海底が隆起もしくは沈降します。これに伴って海面が変動し、大きな波となって四方八方に

   伝播するものが津波です。

     津波は、海が深いほど速く伝わる性質があり、沖合いではジェット機に匹敵する速さで伝わります。逆に、水深が浅くなるほど速度が遅くなるた

   め、津波が陸地に近づくにつれ後から来る波が前の津波に追いつき、波高が高くなります。

     水深が浅いところで遅くなるといっても、オリンピックの短距離走選手なみの速さで陸上に押し寄せるので、普通の人が走って逃げ切れるもので

   はありません。津波から命を守るためには、津波が海岸にやってくるのを見てから避難を始めたのでは間に合わないのです。海岸付近で地震の揺

   れを感じたら、または、津波警報が発表されたら、実際に津波が見えなくても、速やかに高いところへ避難しましょう。



Q2.津波の速さはどのくらいなのでしょうか?


  A2.津波の伝わる速さは水深が深いほど速くなります。津波が海岸に近づき浅くなるにつれて速さは遅くなり、後続の波が追いつき重なることによ

    り津波は高くなります。




Q3.津波の大きさはどのくらいなのでしょうか?


  A3.平成5年に発生した北海道南西沖地震による津波では、震源に近い奥尻島で、地震発生後間もなく、3m以上の津波が島全体の沿岸に、ほぼ

    全域で押し寄せ、10m以上となる地域も多数見受けられました。また、最近の災害では、平成15年の十勝沖地震で津波が海岸に押し寄せ、十勝

    港で255cm、大樹町や厚岸町の海岸でも4mを超える痕跡が確認されているほか、十勝川では津波が11km遡上したことも記録されています。




Q4.海辺にいる時に、津波警報が聞こえてきました。どうすればいいでしょうか?


  A4.海の近くで強い地震を感じたとき、弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、直ちに海浜から離れ、高台などの安全な場

    所に避難しましょう。津波が到達しない高台が望ましいですが、万が一逃げ遅れた場合は鉄金コンクリート3階建て以上の建物に避難してく

    ださい。




Q5.車を運転しているときはどうしたらいいでしょう?


  A5.ハンドルをしっかり握り,徐々にスピードを落として道路の左側に止め,エンジンを切りましょう。ラジオで情報を聞きながら様子を見ましょう。

    もしも、避難が必要なときは,キーはつけたままにして,ドアロックはせず,車検証や貴重品等を持って,徒歩で避難所等へ避難しましょう。




Q6.津波予報でいわれる「海面変動」とは津波ですか?


  A6.津波予報で発表される海面変動とは、津波警報・津波注意報を発表する基準には達しないが、若干の津波が観測される可能性がある場合に使

   われます。若干の津波については被害を及ぼさない津波という安心情報を伝えるために、「海面変動」という言葉が使われています。




Q7.日本で発生した中で一番大きな津波は何mですか?


  A7.2011年3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による津波では、『東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループ』

   ※による調査により、岩手県大船渡市の綾里湾で局所的に39.7mの遡上高(海岸から内陸へ津波がかけ上がった高さ)が観測されました。

     記録に残っている中では、1896年の明治三陸津波(遡上高で約38.2mと推定:同じく岩手県大船渡市)を上回り、これまでに日本で記録された最

   大の津波となりました。

     ただし、これらはここ100年間程度の、記録が残されている範囲での値であり、それ以前にも同程度、あるいはより高い津波が日本の沿岸を襲

   った可能性があります。近年、過去の津波の痕跡から浸水範囲を推定する調査が進んでおり、今後、より大きな津波の証拠が見つかるかも知れま

   せん。


 ※東北地方太平洋沖地震津波合同調査グループ(http://www.coastal.jp/ttjt/)調査結果より(平成24年4月25日参照)